データを活用して、顧客に寄り添った最適な提案をするために

  • IT企業
  • 100-200名規模
株式会社サイダス

小林 啓悟さま
営業技術本部 営業部門 業種大手チーム マネージャー 

紀伊 茜さま
営業技術本部 営業部門 業種大手チーム 

ー事業内容について教えてください。
株式会社サイダスはタレントマネジメントシステム「CYDAS」の開発・販売・サポートまでを実施する事業会社です。人材情報の一元化・評価・キャリア開発まで、働きがいにフォーカスした様々な機能の開発に日々取り組んでいます。

ー現在抱えられている営業課題と、infoboxのトライアルを決めたきっかけを教えてください。
今は、サービスサイトへの自然流入・広告経由などの問い合わせ、ウェビナー、紹介など様々な流入経路からリードを獲得しています。だからこそリードの温度感もバラバラで、優先順位をつけながら対応していく必要がありました。またサービスの性質上、お客様の課題感によってマッチするプランや機能が異なるため、画一的な内容ではなく、いかに一社ずつに寄り添った提案ができるかが鍵になります。

infoboxの持つデータの種類や豊富な機能を見て、対応の優先順位付けと最適な提案をするための顧客データ収集、どちらに対しても有効なサービスだと感じて、トライアルを決めました。

ーinfoboxに期待している点について、具体的に教えてください。
大きく分けて、3つあります。

1つ目がアプローチの優先順位付けです。
例えば、競合サービスを使っており、契約終了時期が直近の企業であれば、リプレイス提案を狙える可能性があり「アプローチの優先順位をあげる」という判断ができます。他にも、人事部の部署直通番号の有無や、弊社サービスとマッチする従業員規模かなど、様々な項目を掛け合わせて検索することで、アプローチしやすい企業が明確になればと思っています。

2つ目が提案の質向上です。
例えば、現在使っている基盤のデータベースが分かれば、それと併用する形でのシステム構成を提案するなど、より具体的な提案に繋がります。また、あらかじめ業種や規模、現在使っている人事システムの有無等が分かれば、近しい事例を事前にピックアップしておいて、お客様に情報提供することもできますよね。

また、弊社では紹介経由での商談が多く、情報共有不足から、先方の課題感をあまり把握できないまま初回商談に望むこともあります。そのような場合にも、infobox上で先方の基本情報や組織構成、関連するインタビュー記事等を読み込んでおくことで、提案の切り口が見つかればいいなと思っています。

3つ目が、既存のお客様に対するカスタマーサクセスにおける活用です。
弊社のサービスは、活用状況や組織体制の変化によって、プランや機能をカスタマイズしながら使っていただくのが特徴です。もちろん、日々の既存顧客とのコミュニケーションの中で得られる気づきから新しいご提案をすることもありますが、infoboxのデータを掛け合わせることで、よりアクティブなカスタマーサクセスの活動が可能になるのではと考えています。

ーinfoboxでは今後も機能アップデートを続けていく予定です。将来的に期待することはありますか?
現状の機能に加えて、動的なデータや通知機能が追加されたら、よりアクティブにinfoboxのデータを営業活動に活用できると感じます。
また、インフォボックス社は独自リサーチ力が強みだと思うので、その強みを活かして、webでは収集できない詳細な情報が取得できると、より精度の高い提案ができるようになるのかなと。
infoboxは日々アップデートを続けているプロダクトだと思うので、期待しています。