アウトバウンド営業をより戦略的に。データドリブンにPDCAを回していく

  • 営業代行
株式会社セールスリクエスト

セールスリクエスト 代表取締役 原 秀一さま

ーセールスリクエストさんの事業について教えてください。
セールスリクエストでは、インサイドセールスの代行とSalesforceとAccount Engagementを活用したセールスイネーブルメントという2つのサービスを軸に、お客様の売上向上を支援しています。SDRはもちろんハウスリストの掘り起こしを行うためにトラッキングデータを活用したサイト訪問リストの作成やリードソース別の受注率の可視化など受注傾向を分析しながらインサイドセールスを行う事がが強みです。ただ架電をするだけではなくて、未接触時のメールやSMS送信のみならず、対象リストへのX(旧Twitter)・LinkedIn等のソーシャルセリングも行います。

ーinfoboxのトライアルを決めた理由を教えてください。
2023年7月から、グループ会社全体で「BtoBの企業を中心としたGo-To-Market支援を強化していく」という戦略を打ち立てました。展示会のブースの設計やデザインといった実制作の部分からリード獲得の広告運用やLP制作といったウェブマーケ、そして弊社のような営業の領域まで、トータルでサポートできるのがグループとしての強みです。

そうしたグループとしての強みとマッチする見込み顧客を探し出し、戦略的にアプローチするべくinfoboxを導入しました。

ー特に、infoboxのどういった機能に期待していますか?
infoboxの数ある機能の中でも、「特徴タグ」には特に期待を寄せています。「過去3ヶ月で展示会に出展した企業」といった具体的なセグメントで企業を抽出できることで、データを元にPDCAのサイクルを回しながら、効率的な営業活動をしていければと考えています。

ー実際にトライアルをしてみての感想を教えてください。
元々期待していた特徴タグの検索は、もちろん便利に活用できています。その上で、やはり部署電話番号と担当者のデータは、アウトバウンド営業において非常に有効だと考えています。一般的なアウトバウンド営業では代表電話宛に架電するわけですが、担当者の名前も分からないような状態では、最初に話を聞いてもらうまでのハードルがとても高いです。

しかし、infobox上で、担当者情報のある企業を優先的にピックアップして架電したり展示会出展企業タグとの掛け合わせで企業リストを作成したりすることで、受付突破率が向上しました。

また、弊社では架電とメールだけではなく、SNSのDMも活用した営業活動をしていますが、infobox上にアカウントが紐づけられていれば、わざわざ調べる必要がないのでリサーチ工数の削減にも繋がっています。

また利用サービスのデータも、自社とシナジーのある企業を探し出すのに活用しています。例えば弊社の場合、セールスフォースを使った営業支援をウリにしているので、セールスフォースをすでに利用している企業と相性が良いです。そういった企業をピックアップしてリスト化することで、営業効率が高まります。現在は1日あたり1.5件程度のアポイントがinfobox経由で獲得できています。

ー今後、infoboxに期待する点を教えてください。
検索機能がさらに強化されセールス活動に必要な一連のデータが、全てinfoboxに集まっている状態を目指したいです。

infoboxが、全営業パーソンの使うデータプラットフォームになることを期待しています。